今週のお題「怖い話」
今回は実話に基づいたお話です。
今から遡ること20年…くらい前。とあるお店の店長をしていたことがある。店長と言うと聞こえは良いが小さな店だったので社員は自分を含め2人、パートさんバイトさんが中心でやることは皆と変わらないそんな店長だ。
このお店は本部からは遠くにある「離れ小島」(実際は島ではない)だった為、若かった自分は自由気ままだった。
ある日、もう1人の社員とこの店の要であるバイトに如何にも重要な話があるかのような口調で語りかける。
自分「バイクの免許取りに行っていい?」
社員・バイト「へっ???」
といった感じなのだが、こんな調子の気ままさはこれが初めてではなかったのはここだけの話にしておこう(笑)
このお店から500m程の所に教習所がありそこへ通いたいという話をした。
社員「はいはい、いいですよw」バイトさん「いいんじゃないですかw」という感じでこのぐうたらな男の為にシフトを調整してくれたりフォローをしてくれた。
こうして働きながら中免~大型のバイクを取得しに行くのだが教習所ではそれまでギア付きのバイクなどは数時間程度しか乗った事のない自分に取っては苦労?!というか教官にめちゃ怒られまくっていた。。。最初だけは…
最初だけ。なぜ最初だけかというとここからは人間の恐ろしい一面を知る事となる。
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覚悟は良いだろうか?
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では
話はお店の店長に戻るのだがここに1人の常連客である男性がいた。一応仕事をしていた自分(←当たり前だろ)は当然にお客様だって覚えるのだ。
そんな日々を送りながら教習所へ通い始め、
出だしはボロクソに言われまくっていた。
(また怒られるのかなぁ)と教習所で準備しながら待っているとそこにお店に来る常連客の男性がいるではないか。常連さんは自分に気づくと「お前ここに通ってるのか?」と声を掛けてくれ、妙な所で会うなとその時には思いながら時間が来たので挨拶程度の話をして教習に向かった。慣れないバイクに「なんで出来ない」的な言われ方を今日もするのかと思いながらバイクに乗る…
そこへ現れたのが先程の常連客の男性。
2人の教官の所に来て「こいつ俺の知り合いだからよろしく頼むな」と言い去っていった(・д・。)?そこで初めてここの所長だっん??となる自分(笑)
それからの教官はめちゃくちゃ…というより最初の頃の厳しさが嘘のように気持ち悪いほど優しくなった(笑)
恐い、恐いですねー
(最初からその優しさ出してくれよーい)
と思いつつ人間の恐ろしさを知り、これが教習所かと改めて実感したのであった。
(教習所ってそういう所じゃないよ)
あっ♪大型自動二輪は問題なくを取得しました。男性は中型よりトルクのある大型の方が楽に感じるかも♪
と現在のバイクの教習についてはなんの参考にもならないことをさらりと書いてる自分が1番恐ろしい(笑)
では また☆